地域の社会福祉ボランティア活動に福祉協働ネットワークを提案
地域の社会福祉は、「公助」「共助」「自助」の考えから、地域で福祉事業や活動に携わる行政や社会福祉協議会、福祉センターなどの福祉事業者、民営の福祉事業者、自治会などの地域団体、病院、福祉ボランティア連絡協議、ボランティア団体、個人のボランティアなどが連携し、役割を補完しあいながら効率的、効果的な活動をすることが求められています。
そのなかでも、地域福祉を牽引し連携の中心的役割を担うのは社会福祉協議会です。行政が計画し予算化した事業を実現するのはその事業を受託した社会福祉協議会だといえます。
また、急速に進展する情報化のなかで、情報システムやツール、技術を取り入れた福祉ネットワークを構築することで福祉活動を多面的に効率的・効果的に進めることができると考えられます。
地域のボランティアグループが参加する福祉ボランティア連絡協議が福祉ネットワークをどのように考え、今取り組んでいるボランティア活動を含めて今後どのように進展させていくのかについて情報交流をしていきます。

福祉ボランティアの「はるびボランティア」紹介
はるびボランティアの考え
「自然にやさしく、いきものにやさしく 人にもやさしく」をテーマにボランティア活動を続けています。
「はるびボランティア」は、“春日=はるび=さわやかな春の日和”のように、元気で明るい支援活動を続けたいと考えています。
はるびボランティアの主な活動
◇情報化社会における高齢者・障がい者をはじめ地域の方々の日常生活のネットワークづくりや情報格差による機会の損失、不利益、疎外感などの影響を防ぐ支援活動
◇食の安全、高齢者の食生活改善の支援
◇コミュニティ・スクールの推進と活動
高齢者・障がい者が情報を生活に役立てるための支援活動
情報化社会では、身体や言葉にハンディーがある方やシルバーの方ほどパソコンやインターネットを使って、在宅のまま色々多くの情報が取れるし、役所への登録・申請などの手続き、銀行口座管理・振込みなどができて便利ですが・・・しかし
◇パソコンやソフトを持たない
◇持っていても上手に使えない
◇使われている言葉が解らない
など・・・と、そんな悩みが多い方々にパソコン教室や自宅に出向いての支援をします。
障がい者・高齢者のパソコン教室
初心者向けのカリキュラムが主体です。
・ワード、エクセル、メール、インターネット、デジカメ操作、画像処理など
・10月~12月は、年賀状作成が定番カリキュラム
・いきいきフェスタで体験コーナーでの申込み以降、新規入会が増えてきています。
障がい者・高齢者の自立支援と情報格差是正を目的として「はるびパソコン教室」を2001年から24年間継続して開講している。
◇開講日 毎月第2と第4金曜日
◇開催場所 春日市社会福祉センター、自治会公民館

パソコン教室体験講座
春日市福祉ボランティア連絡協議会のメンバーとして、春日市主催のいきいきフェスタで「パソコン教室体験コーナー」を開催し、啓蒙、参加促進をしている。
◇開催日 毎年10月第4日曜日
◇開催場所 春日小学校体育館

小中学校の社会教育でパソコン教室を開講
春日市の小中学校のコミュニティ・スクールの推進活動として、地域が学校を支援するボランティア活動の一環として、小中学校の社会教育講座で「パソコン教室」を開講しました。
◇講座内容:パソコン基本操作やword、Excelの基礎講座、インターネットなどについて各学年ごとにテキストを作成して教える。
◇開催日:週一回学校の授業スケジュールに合わせて 45分間
◇場所:各校のパソコン教室
◇参加者:生徒 1~6年生が10~15人
◇対象校:春日南小学校、春日西中学校
◇講師:はるびボランティアのスタッフ
出向きパソコン支援活動
1)障害者の自宅を訪問し、パソコン教室、インターネット接続とネット活用の支援活動
パソコンの基本、ワード初級、メールの送受信、ネット検索など日常生活に役立つカリキュラムに絞込み
2)高齢者の自宅訪問では、インターネット接続やトラブル修復、メールやインターネットの基本的な設定、修正、トラブル対応など、自宅での学習と環境整備
高齢者の食生活改善の支援
1)健康に良い無農薬有機栽培野菜の販売
2)食生活改善セミナー、料理教室の開催
健康に良い無農薬有機栽培野菜や自然食品の紹介や料理教室の開催、産地直送による即売会、インターネット販売などを行い、安全な食品の提供・食生活の改善・食育などの支援活動を行います。
食品の安全・食育のセミナーも開催。
食品の安全セミナー:「くまもと有機の会」の食の安全講習に参加し、現地の生産者の米・野菜栽培を見学します。
・春日市の公民館で、食の安全セミナーを開催したり、料理教室を開いたりして食育の啓蒙をしています。

コミュニティ・スクールの推進活動
春日市のコミュニティ・スクールの取組みに、2008年に地域ボランティアとして参画し活動を続けています。
1)コミュニティ・スクールの推進活動の一環として、小・中学校生徒へのパソコン・インターネットの教育支援
2)学校のホームページ作成
3)学校の緑化推進などへの支援
4)中学校の後援会の設立・運営・活動への支援
春日市の小中学校のコミュニティ・スクールにおける学校運営協議会委員、地域学校協働本部事務局長、地域コーディネーターとして、支援活動を続けています。。

地域の福祉ネットワーク構築と運営の支援
1)地域福祉ネットワーク計画、運営に参加
2)福祉ネットワークにおける福祉ボランティア連絡協議会の役割と活動の推進
3)地域の県市町村の公的機関、地域企業への協力の要請・交渉活動、および助成金、支援物資の有効活用。
はるびボランティアについて
□設立 2004年4月1日
□代表者 森松重剛
□所在地 福岡県春日市泉三丁目87番地
□連絡先 ☎092-983-6929
ボランティア活動とは?
ボランティア活動は、自発性、社会性、無償性の3つの要素が基本になっているといわれています。
1.自発性
自由意志に基づいて行う「自発的な活動」であること。
2.社会性
人が人として共に助け合って生きる社会をめざす「社会的な活動」であること。
3.無償性
ボランティア活動そのものに対する対価は受け取らない。
(活動するのに必要な交通費などは”実費の弁償”と受け取る場合もある)
社会福祉ボランティア活動
社会福祉ボランティアでは、一般的に以下のような活動がされているようです。
・高齢者への支援 ・障がい者への支援 ・子どものへの支援
・イベント・文化などの支援 ・安心・安全なまちづくりへの支援
・環境保全の支援 ・災害支援 ・その他
◇日本でボランティア活動が大きく広がったのは
阪神・淡路大震災(1995年)では全国から大勢のボランティアが被災地の支援(約138万人)にきたことで、全国的にボランティア活動が認知されるようになった。東日本大震災では、阪神・淡路大震災で経験した人たちを含め更に全国からボランティアが支援に参加(約102万人)して、ボランティア受け入れ現地体制のありようも課題となった。その後、熊本地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震などの復興にも災害ボランティア活動が大きく広がっている。
◇厚生労働省の社会福祉活動に関する指針
「国民の社会福祉に関する活動への参加の促進を図るための措置に関する基本的な指針」(平成5年厚生省告示)では
・ 活動の自主性、自発性及び創造性が最大限に尊重されなければならない。
・ 支援策が国民の自己実現や社会参加への意欲に沿い、これらに寄与するよう行われなければならない。
・ 公的サービスでは対応し難い福祉需要について柔軟かつ多様なサービスを提供することが期待される。
◇社会福祉法
社会福祉法では「国民の社会福祉に関する活動への参加の促進を図るための措置に関する基本的な指針」として
国及び地方公共団体がそのために必要な措置を講ずることを規定(第89条)。あわせて社会福祉協議会の事業に「社会福祉に関する活動への住民参加のための援助」を規定(第109条2)した。
春日市福祉ボランティア連絡協議の紹介
春日市福祉ボランティア連絡協議会は、ボランティア相互の交流や啓発、情報交換及び連絡調整を図ることを目的として、社会福祉協議会のボランティアセンターに登録するボランティア団体、個人で組織され、相互に連携・協働して地域のボランティア活動を行っています。
毎年、ボランティア交流会や研修会で、本会会員の交流や知識・スキルアップの学習を進めるとともに、一般の方のボランティアグループへの参加の促進を行っておりますが、各グループにおいても高齢化が進み、後継者育成や新会員の加入促進が課題にもなっています。
◇参加グループ
はるびボランティア、春日手話の会、ゆりかもめアイの会、夢くらぶ、イルカくらぶ
でんでん虫
◇会員数 120名
※春日市福祉ボランティア連絡協議会について詳しくはこちらから